屋内禁煙から7日、96施設摘発 市のレンタサイクル45万台

上海市では3月1日(水)から、屋内施設での喫煙を禁止する「上海市公共場所控制吸煙条例」が施行され、7日(火)までに96カ所の施設が条例違反で摘発され、罰金総額が20万元ほどに上っていることがわかった。

各区の市場監督管理局らによると、同期間に条例違反を犯した市民は38人で、罰金総額は2150元。また市民サービスホットライン「12345」に寄せられた喫煙に関する通報は1461件だった。中でも、ビルの廊下や雀荘、ネットカフェにおける喫煙のクレームが多いと言う。

そのほか市消費者権益保護委員会は最近、市のレンタサイクルに関する統計を発表。これによると、市で利用されているレンタサイクルは45万台。うち22万台が「摩拝単車(mobike)」、15万台が「ofo」の所有する自転車であることがわかった。また1300人の市民に対し行った調査では、レンタサイクルの利用頻度に関して25%の市民が「毎日」、60%の市民が「週2~4回」と回答。一方で自転車の駐輪については、37%が規定の区域外に停められ、うち15%が歩行や交通の妨げになっていたと言う。この状況を受け市自転車協会は今年5月に、レンタサイクル企業に対し新たな規定を設ける予定。

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(写真は新浪より)

~上海ジャピオン2017年3月17日発行号

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