東方航空機内にネズミ 二酸化炭素を使って退治

 ネズミが紛れ込んだために21日からフライトを見合わせていた東方航空の旅客機が、23日、無事にフライトを再開した。同航空では、ネズミの駆除のため、機内に二酸化炭素を注入し窒息死させる方法を取った。同航空は数十万元にのぼる損失を出したと見られている。
 侵入経路は不明だが、専門家は、貨物として運び込まれた品物内にネズミが紛れ込んでいた可能性が高いと指摘している。
 ネズミの侵入による危険性は、機内の食品衛生への影響から、機械・コード類をネズミが噛むことによる故障まで、様々に及ぶ。
同航空は04年にも、上海発シンガポール行きの旅客機内に紛れ込んだネズミを捜索するため、フライトを5日間停止し、10万ドル以上の損失を出している。
(6月25日)

~上海ジャピオン6月30日発行号より

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