炭疽症感染の報告が相次ぐ 牛、羊肉は正規ルート購入を

中国山西省、山東省、内モンゴル自治区などで最近、炭疽症感染例の報告が相次いでいることに対し、上海市疾病予防管理センター伝染病防止所責任者は、上海市で感染する可能性は極めて低いとの見解を示した。

同責任者は「炭疽は動物源性の伝染病で、主に牧場などで発生。感染した牛、羊、馬、ラクダなどから人類にも伝染する」と説明。上海市などの大都市で感染する危険性について、潘氏は「一般的に市内での感染はない」としながら、內モンゴルなどの地域へ旅行する場合は、できるだけ動物との接触を避け、牛肉や羊肉の購入は正規のルートを使うよう注意を呼びかけた。(9月3日)

~上海ジャピオン2021年9月10日号

 

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