上海市長寧区の上海世貿商城で、3月18日(土)「2017年上海春季人才交流相談会及び長三角地区高卒生就職面接会」が開催され、市以外の出身である学生は市で就職しないことが多くなっていることがわかった。
同イベントでは市や浙江省、安徽省などから計530社が参加した。今年は昨年より約9000人多い37万人が高校や大学を卒業予定で、そのうち高校卒業予定者の3分の2が市以外の戸籍を持つ。これら市外の出身者が市で働く割合は、生活費の高騰や、市以外での就職機会が高まっていることなどから年々低下し、一時は9割ほどあったが、今年は6~7割ほどに落ち込む見込み。
~上海ジャピオン2017年3月24日発行号