上海市では3月20日(月)に新しい「上海市食品安全条例」が施行され、徐匯区市場監督管理局らは同日、営業許可証未取得の飲食店などを一斉に取り締まった。
同局は同日に180人を動員し飲食店を訪問、検査を実施。うち7店に営業許可証未取得が発覚し、即座に営業停止命令を下した。また同条例ではデリバリースタッフの健康証所持や配達に使う箱の消毒義務が定められたことから、道行くデリバリースタッフに声を掛け、健康証の提示を求めた。同区では2016年の1年間で、15年の2倍に相当する数の違法営業店に営業停止処分を下している。
~上海ジャピオン2017年3月24日発行号