141年の歴史を有する上海自然博物館が、6月26日(金)より、静安彫塑公園内に新館の建設を開始することとなった。
2012年の完成を目指す。
新館の総建築面積は4・5万平方㍍で、地上3階、地下2階。
外観はオウムガイを模したものとなる予定。
館内は9つの展覧区に分け、生命の起源、変化など自然の神秘に関する標本や研究結果などを展示する。
上海自然博物館は1868年の創設以来、市内で合併や移転を繰り返してきた。
2001年に市政府の方針により、大部分は上海科技館と合併し、
現在、延安東路にある「上海自然博物館」は以前の展示品の一部を陳列するのみとなった。
しかしその後、同博物館の建物の老朽化と展示面積の不足などの問題が噴出し、今回の新館建設が決定した。
(6月27日)
~上海ジャピオン7月3日号より