上海市嘉定区の上海国際賽車場で4月7日(金)~9日(日)、F1中国グランプリが開催され、メルセデスチームのルイス・ハミルトンが同グランプリ5度目となる優勝を飾ったことがわかった。
2位はフェラーリのセバスチャン・ベッテル、3位はレッドブルのマックス・フェルスタッペン。3日間で約16万5000人が会場に訪れ、うち約14万5000人が観戦した。9日(日)の決勝レース後は、最寄り駅構内の混乱を防ぐため、一時入場を制限するなどの対策が施されたと言う。
市におけるF1レース開催は、今年が現行の契約最終年となる14年目。今年1月、米リバティ・メディアのチェイス・キャリー氏がF1の最高経営責任者に就任、40年ぶりのトップ交代となり、経営の刷新が注目されている。中国グランプリ開催を担当する上海久事(集団)公司の副総裁、姜瀾氏は「契約するかどうかより、どれだけ長期的に契約を結ぶかが重要だ」と話し、契約延長を示唆した。
そのほか、宝山区の顧村公園で4月3日(月)、1日の来園者がのべ18万2966人となり、市内の公園における1日の入園者数で過去最高を記録したことがわかった。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2017年4月14日発行号