照明を消すことで気候変動への意識を高め、地球温暖化防止を呼びかける、世界自然環境保護基金(WWF)のイベント「アースアワー」が、3月28日(土)に世界中で行われ、上海市も7年連続で参加した。
今年は「スイッチ・オフ、ブルー・オン」をテーマに、20時半~21時半まで東方明珠塔や環球金融センター、上海大劇院など、市を代表する建物が1時間に渡って消灯。今年で7度目の参加となる市内ホテルチェーン「上海錦江都城酒店管理有限公司」は、同グループのホテル「錦江都城」や「錦江之星」などで屋外照明を消し、ロビーでキャンドルパーティーを開催。また同時刻の消灯に協力した宿泊客に割引券を贈呈するなど、活動に賛同の意を示した。
一方、中国のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「開心網」はインターネット上で約3000人を対象に同活動に関する調査を実施。全体の45・6%が支持、参加の意思を示していた。(3月30日)
~上海ジャピオン2015年4月3日号