トイレ紙は60㌢まで 顔識別で使用量削減

北京市の天壇公園敷地内にある公衆トイレに近頃、人の顔を識別し適量のトイレットペーパーを提供する機械が設置された。

この機械は同公園の北門、南門、西門の3つの男女トイレに計6台を設置。一度に60~70㌢のペーパーを提供し、人の顔を識別できるため、同じ人物がペーパーを取るには9分間を隔てる必要がある。利用者は「一度で認識されなかった」、「使い方の表示がなくわかりにくかった」などの難点を指摘。また子どもの身長に対応しておらず、親が抱きかかえる必要がある。

同公園職員によると、この機械を設置してから、トイレットペーパーの使用量が半分ほどに削減できていると言う。

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~上海ジャピオン2017年5月12日発行号

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