国際映画祭チケット争奪戦 市で5万人が「高考」受験

上海市では「第20回上海国際映画祭」が6月17日(土)~26日(月)に開催される。それに伴い、会場となる市内各地の映画館では11日(日)にチケットが発売され、同日に35万枚以上を売り上げたことがわかった。

メイン会場の長寧区にある「上海影城」では、アメリカから来たという男性が同日の36時間前から並び、52本の映画チケットを購入したと言う。チケット販売枚数は販売開始1分で3万8619枚、5分後には12万2965枚まで急増。同日18時時点で35万3000枚の売り上げを記録した。

そのほか、市を含む全国各地では7日(水)~9日(金)の3日間に渡り、全国大学入試統一試験「高考」が行われ、市では約5万人が受験したことがわかった。試験期間中は市内各高校の教師が生徒を激励する姿が多く見られたほか、普陀区の交通警察は3台のバイクを用意し、受験生が受験票を忘れた時などの緊急事態に対応した。

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(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2017年6月16日発行号

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