上海海洋水族館で12月9日(土)から、サランラップやハンガーなどの生活廃棄物を利用して制作した、クリスマス装飾品が展示されている。
展示品のメインとなるクリスマスツリーは、同館職員の家やリサイクルショップなどから集めた廃棄傘500本の骨から作られ、高さは8メートル。ツリーの下には、プラスチック管で作られたサメや亀なども飾られている。
市民からは、空き缶、ペットボトルなどの廃棄物が集まったほか、ストローやアイスの棒など様々な廃棄物から制作された飾りが寄せられた。
同館の担当者は、「クリスマス装飾はシーズンが過ぎるとゴミになる。今回の試みで、訪れた人が環境保護を意識するきっかけになれば」と話した。
(12月10日)
~上海ジャピオン12月15日発行号より