上海市黄浦区の南京西路沿いにある「上海市歴史博物館」が3月26日(月)、2年余りの工事を経てオープンしたことがわかった。
同館には10年の歳月を掛けて造られた婚礼用かご「百子大礼轎」や、建国後初の上海市長を務めた陳毅氏の遺品など、1100点の重要文化資料を保存し、今回はそのうち8割を公開。さらに、1950年代に市で初めて製作された中国の国章も展示されていると言う。開館初日は6200人余りが来館した。
同館は1999年から再開発のため施設を閉鎖し、各地で臨時展示を開催していた。
~上海ジャピオン2018年3月30日発行号