上海市の各食品店では10月4日(水)の中秋節に向け、同日に食べる「月餅」の販売を開始。市内の老舗食品店「上海第一食品商店」ではカエル肉入り「酸菜牛蛙」やアワビ入り「鮑魚鮮肉月餅」、老舗広東料理店「新雅粤菜館」ではエビチーズ入り「大蝦芝士鮮肉月餅」などが発売されたことがわかった。
月餅はアズキ餡やブタ肉の餡が定番だが、近年は趣向を凝らしたものが登場。変わり種の月餅は1個8~15元ほどで購入できると言う。月餅は例年8~9月、特に中秋節の1週間前に販売のピークを迎え、最大8~10時間待ちになる。なお「哈爾滨食品商店」では、今年から事前予約を受け付ける予定。(8月1日)
~上海ジャピオン2017年8月4日発行号