上海市では8月14日(土)から、15~17歳の市民に対する新型コロナウイルスワクチンの接種を開始したことがわかった。
市では最近、12~17歳の人に対して「北京科興中維(シノバック)」と「国薬中生北京」が開発した不活化ワクチンの接種を承認。まずは、高校2、3年生を含む15~17歳の人が対象で、その後段階的に別の年代も受けられるようになる。静安区衛生健康委員会によると、同区で14日(土)~22日(日)の間にワクチン接種予約をした人数は7239人に上り、うち週末の予約者は半数の3245人だという。なお、未成年がワクチン接種を受けるには、保護者の同伴が必要。
ほか万が一に備え、各接種会場から5分以内の距離に救急車を配備するほか、会場には小児科医師や看護師、心理カウンセラーなども配置している。(8月15日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2021年8月20日号