中国国務院は近頃、上海市を含む中国各地における軌道交通の運営状況などをまとめた白書「中国交通運輸発展」を公表。2016年末時点で市の軌道交通が計14路線、総距離617㌔で世界1位であることがわかった。
また市では新たに216㌔を増設中で、20年までに総距離が800㌔超となる見込み。そのほか、北京市の軌道交通が計19路線574㌔で世界2位、広州市が計10路線309㌔で世界10位にランクインした。
さらに16年度の全国の軌道交通総輸送量は、12年に比べ87億人増の160億9000万人で、1日平均は約2020万人増の4408万人。上海市の総輸送量は北京市に次ぐ世界第2位の33億9700万人を記録した。
そのほか、市軌道交通の第二期顧客満足度調査が最近発表され、13号線が89・11ポイントで最高、1号線が85・81ポイントで最低だったことがわかった。
(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2017年8月25日発行号