上海タワー技術空間オープン 巨大制振ダンパーがお目見え

上海市浦東新区に構える「上海タワー(上海中心大厦)」の125~126階にある技術・アート空間「巓峰632」が8月28日(月)、営業を開始したことがわかった。

上海タワーは高さ632㍍で、世界で2番目、中国で1番の高さを誇る。同日オープンした階層は地上583㍍40㌢に位置し、室内の高さは23㍍。初の国産となる、強風による揺れを抑える制振ダンパーを備え、同タワーの安定と安全を担う。このダンパーは、形が古代中国の地理書「山海経」に登場する燭竜の目に似ていることから〝上海慧眼〟という別名が付けられている。

 

~上海ジャピオン2017年9月1日発行号

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