小規模店舗〝双11〟に消極的 配達の多忙を嘆いた標語登場

上海市を含む全国各地で「光棍節(独身の日)」と呼ばれる11月11日(土)に行われる〝双11〟セールに対し、ショッピングサイト「淘宝」などに出店している小規模な店舗は消極的な姿勢であることがわかった。

同サイトで婦人靴を販売する女性は、このセールに参加しないと言い、販売規模が小さく、注文数が急増すると対応しきれないことを理由に挙げている。また常連客に対するサービス低下を懸念していると話す。

そのほかセール期間中、受付にユニークな標語を貼り出すことが話題となっている、徐匯区の世紀商貿広場荷物集積場で、今年も新しい標語が決まったことがわかった。これまでに「買うかどうかはあなた次第、渡すかどうかは私次第」、「集積場を労れ、〝双11〟に反対」など数々の標語を出してきたが、今年は「速達便は寄越すな」に決定。期間中の配達が多忙すぎることを嘆いていると見られる。

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(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2017年11月10日発行号

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