国家食品薬品監督管理総局は最近、上海市を含む中国各地で、オンラインのデリバリーサービスに関する法律「網絡餐飲服務食品安全監督管理办法」を近日中に公布することを発表した。
同法では、オンライン上の飲食店に対しても、実店舗と同等の許可証所持を求め、またデリバリーサイトにはスタッフの管理徹底を義務付けている。上海市食品薬品監督管理局によると、今年実施したデリバリー商品に対する検査の合格率は89・5%だった。同法の施行に伴い、各デリバリーサイトでは密封式の袋の導入を早急に進めるとしている。なお「美団点評」では10月、スタッフが配達中に商品を食べる事件があった。
~上海ジャピオン2017年12月1日発行号