上海市虹口区黄浦路にあるホテル「上海浦江飯店」が2017年12月31日(日)、営業を終了したことがわかった。
同ホテルは1907年に開業し、100年の歴史を持つ老舗店。市で初めて電話やガスの外灯、公共の水道を導入するなど、当時の最先端技術を次々と用いた豪華な造りで、政府の要人や重要人物が泊まる高級ホテルであった。
同ホテルの関係者は営業終了の理由として、建物の修繕作業を行うためと説明するが、営業再開については明らかにしていない。一部の専門家は、今後はホテルではなく証券博物館や展示館として、一般に公開されると予測している。
(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2018年1月5日発行号