上海市では3月1日(金)から「住宅不動産管理規定」が施行。マンションの公共設備で得た収益が、公示されることがわかった。
同規定では各不動産管理会社に対し、マンション区内の駐車場や、広告掲示スペースで得た収益を、ネット上で公開するよう指示。同収益がどのような用途で使われているのかを明確にする。
市房屋管理局によると、公共設備で得られた収益は、本来設備の修繕に使われるべきであると言う。これまでは収益金額が不明瞭であったり、マンション所有者に〝紅包〟として分配されていたりして、問題となっていた。
~上海ジャピオン2019年3月1日発行号