旧暦2月2日の「龍擡頭」の日に当たる3月18日(日)、上海市内の理髪店では多くの市民が理髪に訪れ、賑わいを見せた。
同日は「天で風雨を司る龍が頭をもたげる日」とされ、自分の髪の毛を龍に見立て、これを切る事によって幸福を願うとして、理髪の風習がある。市内各所の理髪店は来店客の対応に追われ、黄浦区南京西路の理髪店などでは、2時間半待ちの行列ができたと言う。
なお、同日は理髪のほか、北京市など北部地域では、麺類や中国式クレープ「春餅」を食べたり、浙江省温州市など南部地域ではカラシナ入り混ぜ込みご飯「芥菜飯」を食べたりする風習も見られた。(3月3日)
(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2018年3月23日発行号