市出入境管理局は、最近市内でビザ仲介業者による詐欺事件が多発しており、
外国人の不法滞在を引き起こしていることを明らかにした。
同局によると、今年9月までにビザ問題で拘留審査された外国人は約100人。
うち50%以上がビザ仲介業者に関わるトラブルに巻き込まれていたという。
今年1月に来海した日本人も被害に遭っており、仲介業者にビザ延長手続きを依頼したところ、
1カ月後にパスポートは返ってきたがビザは更新されておらず、仲介料8000元も騙し取られた。
その結果不法滞在となり、10日間同局に拘留された模様。
同局は外国人居住者に、
ビザに関する相談は窓口もしくはホットライン(2895-1900)まで問い合わせるよう、
注意を喚起している。
(10月12日)
~上海ジャピオン10月16日号より