遼寧省瀋陽市で最近、空に巨大な〝光の柱〟を観測。その光景が天と地を繋ぐハシゴのようだと、ネット上で話題となっている。
まるで雲の合間から、巨大な剣が地面に刺さったように見えるこの現象。専門家によると、この光の正体は、霧に覆われたオフィスビルのガラスに、光が反射したものだという。こうした〝光の柱〟は世界各地で散見される自然現象で、蜃気楼に似たものだと説明。主に2つの気象条件が必要で、周りの雲は厚い一方で中央の雲が薄く、光が雲の中で反射しやすい状態であること、そして水蒸気が多く霧に似た状態であることで、この現象が観測できるとしている。(9月12日)
~上海ジャピオン2021年10月8日号