未許可の薬が摘発 服用後副作用の危険性も

上海市食品薬品監督管理局は、7月19日(水)、生産許可の下りていない薬が違法で流通しているとして、摘発した薬の市内販売を禁止すると発表した。摘発されたのは「鹿胎丸」「参桂鹿茸丸」「百消婦炎康膠嚢」「婦炎康寧片」の4種類。
 今回の摘発に関し、「鹿胎丸」「参桂鹿茸丸」において製造会社として記載されている湖北諾得勝制薬有限公司は、この製品で不正に会社名を使用されたと表明した。また同社のウェブサイト上で、こうした製品の回収を行うと発表している。
 同管理局は、こうした未許可の薬は副作用の危険があり、万一服用した場合、速やかに医師の検査を受けて欲しいと注意を促した。また、今後は発見次第、販売していた薬局に対し、営業停止や、従来の2~5倍の罰金を課すなどの処分を行うとしている。
(7月20日)

~上海ジャピオン7月28日発行号より

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