市政府は10月14日(水)、浦東新区と長江河口の崇明島を結ぶルート
「長江トンネル大橋」が10月31日(土)に開通すると発表した。
開通後は、崇明島への年間の旅行客は現在の約100万人から、
約200万人にまで増加すると見られている。
同ルートの全長は25・5㌔で、
これまでフェリーで1時間近くかかっていた浦東―崇明島間を20分ほどで結び、
人民広場からでも、約1時間で崇明島まで到着可能となる。
通行料は7席以下の自動車は50元、積載量15㌧以上のトラックは145元と設定した。
なお、開通翌日の11月1日(日)より、浦西・中山北路と崇明島を結ぶ「申崇一号線」と、
浦東科技館と崇明島を結ぶ「申崇二号線」の公共バス2路線が開通する予定。
料金は片道12元、平均して18分毎に発車する計画となっている。
また、観光客の増加を見込んで、崇明島の国家森林公園は、
入場料を従来の40元から70元に値上げすると発表した。
これに伴って、園内で有料としていたアトラクションの一部は無料となる。
(10月20日)
~上海ジャピオン10月23日号より