今年の3月に、日籍華人少年(当時11歳)がマンションの38階から転落死した事件に関する裁判が、
10月16日(金)午前、開廷した。
事件は今年の3月18日(水)18時10分頃、華山路にある住宅マンションの1号楼で発生。
少年は、同マンション1号楼の38階から屋上に出たが、ドアがオートロックされ戻れなくなり、
助けを呼ぼうとして屋上から1階の草むらに転落、死亡した。
少年の母親は、事故の原因をマンション屋上のドア構造に問題があると指摘。
また、防犯カメラや警告板など安全管理不足が問題とし、マンションの建設管理会社を告訴。
被告側の弁護士は、現段階では経緯は全て推測に過ぎず、
確たる証拠がない限りは管理会社の責任を追及できないと異議を唱えている。
(10月19日)
~上海ジャピオン10月23日号より