上海市旅行局は最近、今年の国慶節期間に市を訪れた観光客が、昨年比12%増ののべ1038万人、旅行関連の収入が同比11・4%増の102億9000万元に上ったと発表した。
市内の観光スポットのうち人気上位3カ所は、50万6200人が訪れた黄浦区の「田子坊」、次いで32万6500人で青浦区にある水郷「朱家角古鎮」、そして32万2800人で浦東新区の「上海科技館」だった。また黄浦区の南京路歩行街では期間中、警官60人が隊列を組んで車両と歩行者の誘導に当たっている場面も見られた。
さらに上海出入境辺防検査総站は、10月1日(月)~7日(日)16時時点で、市内の空港及び港からの出入国人数がのべ80万人に達したと発表した。同機関によると、出国者の70%が、東南アジア、日本、韓国など比較的近郊の国・地域への旅行者と言う。そのほか、出入国時に税関情報の検索などができるスマホアプリの運用も最近始まった。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2018年10月12日発行号