長江トンネル大橋が開通 観光客7万人が崇明島へ

 長江河口の崇明島と浦東を結ぶ長江トンネル大橋が、10月31日(土)開通した。
崇明県観光局によると11月1日(日)の1日間で、
市内外から約7万人の観光客が島を訪れ、大盛況となった。
 崇明島は台湾島、海南島に続く中国3番目大きさの島で、豊かな自然が注目を集めている。
大橋では、1日午前中だけで1万2000台の車両が崇明島に向かい、
交通法違反にもかかわらず橋の上で停車・降車し、記念写真を撮る観光客も少なくなかった。
また、吉林省や河北省、遼寧省、江蘇省など遠方から観光客を乗せてきたバスも多数見られた。
 また同日、路線バスも運行を開始。「申崇二線」の始発駅・上海科技館前では、
午前5時57分の始発前に高齢者を中心とした100人以上が行列を成した。
予想を上回る乗客数に対し、バス会社は本数を増やしたり、立席切符を販売したりするなど対応に追われた。
なお、島内のホテルも11月末までほぼ満室と人気を博している。
 また同大橋は、全長25・5㌔と世界最大規模を誇る。
(11月2日)

~上海ジャピオン11月6日号より

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP