上海機場集団は10月31日(水)、浦東新区の浦東国際空港及び閔行区の虹橋国際空港における2018年の年間旅客数は1億1600万人を超える見込みだと明かした。
同社責任者によると、今年1~9月における両空港の旅客数は、昨年比同期比で5・7%増となる8800万人超。うち出入国旅行客が35・6%を占め、全国一位となっている。また浦東国際空港と虹橋国際空港には、航空会社110社が乗り入れ、297航路が就航。運航数が増加する一方で、フライトの定時離発着の改善が進み、直近12カ月における両空港の定時運航率はそれぞれ82・56%、88・84%に達している。
そのほか両空港を含む市内4カ所の空港と港では11月1日(木)から、正式に144時間トランジットノービザ申請システムを導入。日本を含む53カ国の外国人旅客は事前の情報登録により、税関手続きに掛かる時間を約20分短縮できると言う。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2018年11月9日発行号