上海市青浦区の「国家会展中心」で6日間に渡って開催された「中国国際輸入博覧会」が、11月10日(土)に閉幕。期間中に成立した取引額が累計578億3000万㌦に上ったことがわかった。
同博覧会には、151の国・地域から3617の企業が参加し、570点余りの新製品や技術を展示・紹介。出展企業は日本が最多で、韓国、アメリカと続いた。トヨタは、自動走行機能を有し、車内に診療、散髪などが設置されたモビリティサービス(Maas)専用次世代電気自動車「e―Palette Concept」を紹介。また韓国企業の、5分間の充電で800㌔走行できる水素燃料自動車「NEXO」など、自動車展示ブースにおける取引額は119億9000万㌦だった。なお最多の取引額は、人工知能(AI)などのITブースで164億6000万㌦。
そのほか同期間中は、3600人余りのバイヤーが来場した。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2018年11月16日発行号