上海市では最近、データの分析やクラウド、AI(人工知能)などの先進技術によるスマート交通体系を積極的に導入。道路をより安全、秩序正しく、スムーズに利用するための交通管理体制を打ち出していることがわかった。
市公安局交通警察総隊によると、河南路―寧波路、河南路―天津路の交差点の信号周期を科学的に調整する〝スマート交通信号システム〟を導入。同交差点付近の平均車両速度は8%上昇し、渋滞が緩和したと言う。
また、南京東路―中山東一路の交差点では、LEDイルミネーションが信号と同色で光って知らせる〝歩行者横断提示システム〟を採用している。
~上海ジャピオン2018年11月16日発行号