今年4月、市のタクシー業界が万博に向けたタクシーマナー向上の一環として、タクシー表示灯の切り替えを決定したことを受けて、5月14日(木)より、空車、運休、予約済みを確認できる表示灯への切り替えをスタートした。
新表示灯は、楕円形でLED発光。
空車の「待運」は緑色、運休の「停運」は赤色、予約済の「電調」は黄色と、色分けされ一目で分かる表示が特徴となる。
切り替えの目的は、運休や予約済などの乗車拒否の理由を、市民により明確にすることで、タクシーをつかまえる際の判断基準の1つとしての活躍が期待されている。
現在取り付けが済んだのは一部タクシーのみだが、最終的には市内を走るタクシー約4万7000台に取り付ける予定。
新しい表示灯は、所属タクシー会社のGPS末端と繋がっており、会社側で表示灯の状態を把握することが可能。
切り替えは運転手ではなく、タクシー会社または予約センターが行う。
(5月15日)
~上海ジャピオン5月22日号より