上海市公安局警務航空隊によると最近、市の臨時緊急発着陸所総数が60カ所に達したことがわかった。
緊急発着陸所は公園や緑地、広場、高層ビルの屋上など、各地に分布している。ヘリコプターによる医療救急隊の活躍はめざましく、今年、市を含む長江デルタ地区の救援活動は27回に上った。
8月23日(木)には、江蘇省淮安市の第一人民医院から、低酸素症で危篤状態の双子の乳児を上海交通大学医学院付属新華医院まで救急搬送。翌24日(金)には全国初のヘリコプターによる、省を跨ぐ臓器搬送任務を遂行。これにより双子の乳児及び4人の命を救っている。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2018年12月14日発行号