四川省臥竜国家級自然保護区管理局は5月25日(土)、世界で初となる、全身真っ白のジャイアントパンダの撮影に成功したことを明らかにした。
この写真は、同区海抜2000㍍付近の森林に設置された赤外線カメラで撮影。全身の体毛が白く、赤い目をしていることから、先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患である、アルビノの個体と見られている。
専門家は、このパンダの年齢を1~2歳と推測。体格がよく、ゆったりと歩いていることから、アルビノは生活に影響していない様子だと話す。同区では引き続きこの個体を観察し、成長やほかのパンダとの関係性を追っていく予定だ。
(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2019年5月31日発行号