中国各地に展開するアメリカのスーパーマーケットチェーン「ウォルマート」が、山東省済南市や広東省深セン市、浙江省杭州市などを中心に、2016年から3年半で70店舗以上が相次いで閉店していることがわかった。
統計によると、中国各地で16年は13店舗、17年は24店舗、18年は21店舗が閉店。これに対し同社は、物件の契約満了が閉店の主な理由だと話している。また中国連鎖経営協会によると、国内における同社の店舗数はここ3年半440店前後で推移しており、同社が閉店と同時に数多く開店していることを指摘している。
~上海ジャピオン2019年6月28日発行号