中国漁業協会によると、今年の中秋節に当たる9月13日(金)までに上海市で販売される上海蟹は、昨年より3割程度増えることがわかった。
市で食べられる上海蟹は、江蘇省蘇州市陽澄湖のものが有名。しかし上海蟹は、9月末から11月中旬に掛けて最も成長するため、同湖では中秋節明けから本格的に水揚げされるという。なお同省興化市や泰州市ではすでに、上海蟹の水揚げが始まっている。
中秋節前に市場に出回っている上海蟹は100㌘に満たない小ぶりが多いものの、1匹50㌘で10元、100㌘で20元程度の価格で販売されている。
~上海ジャピオン2019年9月13日発行号