自然分解するゴミ袋が登場 湿ったゴミの分別が便利に

上海市楊浦区にある復旦大学の研究チームは最近、湿ったゴミ(生ゴミ)専用の、自然分解するゴミ袋の開発に成功したと発表した。

このゴミ袋は、ゴミを入れてから24時間以内に自然分解されるため、湿ったゴミを捨てる際に、袋からゴミを取り出す必要がなくなるという。また同大学は同時に、処理されるまでの全行程を追跡できる識別バーコード付きのゴミ袋も発表し、どちらも実用に向けて実験中。ゴミ分別サービス市場については、2025年までに364億元規模にまで成長すると予想され、現在、様々なゴミ袋・ゴミ集積所の開発が行われている。

一方閔行区の浦錦街道では近頃、移動式のゴミ集積所が登場。4つのゴミ箱を搭載した三輪車がマンション区内を巡回することによって、市民がゴミを捨てやすく、且つクリーンな環境を保っている。

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2019年12月20日発行号

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