上海疾病預防控制センター(SCDC)は2月26日(水)、寧夏回族自治区の疾病預防控制センターから、イランから入国したと見られる新型コロナウイルス感染症感染者に関する調査協力依頼を受理。感染者及び濃厚接触者の追跡を進め、12時間後には接触者63人の名簿を揃え、隔離管理も整えたことがわかった。
SCDCはこの依頼を、24人からなる3つの対策班を設けて実施。該当者と思しき人に電話を掛けるなどして、感染者と濃厚接触した人を見つけ出したという。
また市政府は25日(水)時点で、市に滞在する外国人に同ウイルス感染症感染者がいないことを公表した。ほか市では3月2日(月)12時~24時の間に、新たに1人の感染者を確認したと発表。2日(月)24時時点での市における感染者は計338人で、292人の感染者が治癒して退院しており、市における治癒率は約86%に上った。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2020年3月6日発行号