上海申通地鉄集団有限公司によると2月28日(金)から、軌道交通乗車時にQRコード「上海地下鉄安全防疫乗客登記」のスキャンによる、任意の乗車登録が始まった。
乗客は、各車両のガラス窓などに貼られたQRコードを読み込み、携帯番号を入力。この登録により、万が一新型コロナウイルス感染症感染者が発生した場合における経路の特定や、濃厚接触者の追跡が容易になる。なおこのQRコードは、市内全6000車両に随時設置されていく。ほか市内を走る公共バスでも3月2日(月)から、軌道交通同様にQRコードのスキャンによる乗車登録が始まった。
~上海ジャピオン2020年3月6日発行号