12月17日(木)13時10分頃、
中山公園近くの商業施設「龍之夢購物中心」7階の飲食店「干鍋居」の厨房から火が出て、
店内にいた客と従業員らが一時避難する騒ぎがあった。
火は駆けつけた消防隊員によって消し止められ、負傷者は出ていない。
目撃者によると、約20分間にわたってビルの排気口から黒い煙が上がっていたとし、
店内で食事をしていた多くの客は、タオルで口と鼻を押さえながら避難した。
その後、現場付近に消防車9台とはしご車1台が集まって消火活動を行い、
火を完全に消し止め、排気口以外物品の損害はなかった。
同店によると、厨房で使っていた料理用の油に火がつき、
さらに排気口に溜まっていた油かすに引火したのが今回のボヤ騒ぎの原因とする。
具体的な火災の原因は、関係部門が調査中。
なお、当日は2機のエレベーターが使用停止となり、
同店近くの一部店舗が一時営業を見合わせたのを除き、「龍之夢購物中心」は通常通り営業を行った。
また、同店は今回のボヤ騒ぎの影響で、2日間営業を停止した。
(12月18日)
~上海ジャピオン12月25日/1月1日号より