日本名「かいこじま」 上海万博の日本館が完成

 今年5月に開幕する上海万博の日本館「紫蚕島(日本名・かいこじま)」が、
2009年12月25日(金)に完成した。
 同パビリオンの運営費を含めた総事業費は、約130億円で、
敷地面積は6000平方㍍と海外からの出展パビリオンとしては最大級。
1日1万7000人の来場者を見込む。
 外観はかいこのマユのような形をしたドーム型で、夜間は紫色にライトアップされる。
屋根には突き出した3本の角のような形をした「エコチューブ」を設置し、
そこから太陽光や雨水などを取り入れ利用するなど環境に配慮。
他にも、太陽電池を内蔵した膜を外壁に張るなど日本の先端技術を盛り込む。
 また、館内には日本料理店も設け、
1人あたりの消費額は300元から600元ほどが見込まれている。
(12月26日)

~上海ジャピオン1月8日号より

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