エベレスト登頂やロケット 中国独自の測定技術が進む

中国の2020エベレスト測量登山隊8人が5月27日(水)、エベレスト登頂に成功。その後、中国独自開発の高精度測定器による作業を行ったことがわかった。
今回の測定にはGNSSレシーバーを使用し、北斗衛星から測位を検出。雪深度レーダー検出のほか、人類として初めてエベレスト山頂での重力測定も行い、エベレスト標高精度の向上のため貴重な科学データを採取した。なお、45年前の1975年5月27日に中国登山隊は初めてエベレスト登頂に成功し、高度8848・13㍍を測量していた。

また宇宙機関「上海航天技術研究院」は20年5月31日(日)、甘粛省酒泉市の衛星発射センターにて、衛星「高分九号02星」と「和徳四号」を搭載したロケット「長征二号丁」の打ち上げに成功。これらの衛星は都市計画や道路設計、作物収穫量の推定、防災などに役立つ情報収集を行う。(6月1日)

(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2020年6月5日発行号

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