「新型コロナ対策白書」公布 速達便称賛、非接触型がカギ

中国国務院は6月7日(日)、「新型コロナウイルス感染症対策白書」を公開した。
同白書は「同感染流行に立ち向かう困難な道のり」、「予防と治療ふたつの戦場の協同作戦」、「感染流行と戦う力の統合」、「人類の衛生健康共同体の構築」の4部で構成され、中国における防疫過程と成果データを記録。特に「速達便」について4度言及。感染流行で多くの人々が巣ごもりを余儀なくされる中、郵政や速達便の数百万人が人々の暮らしを支え貢献したと称賛した。また行政サービスはオンライン化を推進したほか、リモートワークの奨励などを行った結果、人の流れや接触機会を効果的に減少したと指摘している。

ほか5月31日(日)24時時点で、国内の同感染症累計患者数は8万3017人、死亡者は4634人。治癒率は94・3%、死亡率は5・6%だった。

(写真は新浪より)

~上海ジャピオン2020年6月12日発行号

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