上海市軌道交通建設指揮部は3月3日(木)、今年の軌道交通建設計画を発表。年内に新たに4つの路線を新設し、「新天地」駅など10駅の改修工事を行うことを明らかにした。
今年新設される路線は14、15、17号線と18号線の「長江南路」駅~「航頭」駅区間。さらに5、8、9、10、13号線で、計216㌔を延長する。上海申通地鉄グループは2020年までに、長さ800㌔以上、500駅からなる巨大軌道交通ネットワークを建設するとしている。
また同グループは最近、通報アプリ「平安地鉄」をリリース。同アプリを用いて、駅や車内での物乞いやチラシ配布などの違法行為をリアルタイムで通報できる。
そのほか普陀区にある「長風景畔広場」に4月2日(土)、国内初となる「レゴランド・ディスカバリー・センター」がオープン。会場にはすでに高さ約6㍍、4万個のレゴブロックを用いて作られたキリンが登場、市民の目を楽しませている。
~上海ジャピオン2016年03月11日発行号