12月4日(金)午前7時45分頃、虹口区西安路8号の3階建てアパートでガス漏れ事故が発生し、
住民25人がガス中毒で病院に運ばれ、46歳の男性と50歳前後の女性計2人が死亡、5人が重体となった。
事故発生直後、通報を受けた警察や多数の救急車が駆けつけ、現場周辺を封鎖。
あたりは一時騒然となった。
緊急修理を行った関係者によると、事故現場一帯は古い建物が密集する地域で、
老朽化した地下のガス管からガスが漏れ、下水道を通って民家に流れ込んだことが原因とみているが、
事故原因の詳細については調査中。
なお、ガス管は同日午後には修復工事を完了し、アパートの住民らは自宅に戻った。
また、同日19時頃にも閔行区のアパートの1室でガス爆発が起き、住人が軽いけがをした。
ほかにも、6日(日)には楊浦区の民家で練炭中毒、
7日(月)には普陀区の民家でガス中毒が発生するなど、市内でガス事故が頻発している。
(12月7日)
~上海ジャピオン12月11日号より