上海市の観光名所・外灘の南端に位置する十六舗埠頭が、
約3年間に渡る改修工事を終え、8月28日(土)に正式オープンした。
同改修工事は、新外灘プロジェクトの一環として進められてきたもので、総面積は6万3000平方㍍。
新たな見所は、数百㍍に及ぶプロムナードで、市民は無料で入ることができ、
黄浦江沿いの夜景を一望できる。
また、地下1階は遊覧船の待合場とスーパーやファストフードなどの店舗スペースで、
約10店舗が開店している。
地下2階は、昼間は光が差し込む造りで、写真撮影スポットとなる。
なお、改修後は黄浦江遊覧船の便数が増加され、毎日30便余りが運航される。
航路は以前と同じ南浦大橋から楊浦大橋の間で、チケットは1人100元。
一方で、同埠頭はオープンしたばかりということもあり、設備の不備も目立ち、
特にトイレは工事中のところも多い。
また、案内板の表示も整わず、改善が待たれている。
(8月29日)
~上海ジャピオン9月3日号より