上海市虹口区の自宅で妻を殺害し、遺体を冷蔵庫に隠した事件の犯人である男に6月4日(木)、死刑が執行された。
男は2016年10月の犯行当日、妻の「支付宝(アリペイ)」アカウントを使って4万5000元を自分の口座に移したうえ、妻のクレジットカードを旅行や買い物などに使用。また、妻のSNSで友人らにメッセージを送るなど、殺害後も妻の生存を装っていたという。男は17年2月、両親に犯行を打ち明けて自首。18年8月に、死刑判決を受けていた。
なお市第二中級人民法院は、執行前に男と親族の面会を許可した。
~上海ジャピオン2020年6月12日発行号