中国国務院は最近、今年の中秋節・国慶節休暇が10月1日(木)~8日(木)の8連休となることを発表した。
それに伴い、9月27日(日)と10月10日(土)は振替出勤日となる。この法定休日に、3日間の休みを加えると11連休、6日間の休みを加えれば16連休という大型休暇となることから、新型コロナウイルス感染症の流行が落ち着いてきた中国国内では、国内旅行の予約が殺到。中国香港や中国アモイ、中国台湾など一部を除き、国内における省市をまたぐ旅行は全面的に解禁されており、旅行先は海南省三亜市や四川省成都市、雲南省麗江市などが人気だ。中国国内の各省市も、観光名所などで様々な割引サービスを用意するなど、この長期休暇期間中の消費促進を図っている。
なお、昨年における7日間の国慶節休暇では、国内旅行客はのべ7億8200万人、消費額は6497億1000万元に上った。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2020年9月11日発行号