今年は2月14日(日)にあたる春節前後の帰省ラッシュを前に、
上海鉄道局は1月10日(日)から、電話での列車チケット予約・受け取りに身分証明書の提示を義務付けた。
さらに、1枚の身分証明書で予約できるのは1日1回のみとし、
1回の予約につき同日時・同列車の購入は5枚までと制限を設けた。
関係者によると、同制度の導入はダフ屋によるチケットの買い占めを防ぐためとのこと。
しかし、電話予約を利用するダフ屋はほぼいないとされ、効果に関しては疑問の声も挙がっている。
自動音声式チケット予約ホットライン(9510―5105/中国語のみ)は、
昨年の12月8日(火)に開設して以来、システムの改善を重ねてきた。
運用時間も当初は7時~22時だったが、現在は24時間体制となっている。
また同局では、電話予約に対する市民の問い合わせが増えていることを受け、
問い合わせカウンターにて、利用ガイドを無料で配布している。
(1月11日)
~上海ジャピオン1月15日号より