国家統計局は最近、今年1~9月における中国31省市の消費状況を公表。中国国民1人当たりの平均支出は、前年同期比3・5%減の1万4923元、物価上昇分を除くと実質6・6%の減少となったことがわかった。
中国各地の市民1人当たりの平均支出では、上海市が唯一の3万元超えとなる3万695元の第1位、ほか北京市や広東省など7省も全国平均を上回った。今年1~9月はオンライン販売が同比15・3%の成長を記録し、社会消費品小売総額の24・3%を占めた。今年は新型コロナウイルス感染症の流行で、オンライン販売が経済を支えた。
~上海ジャピオン2020年10月30日発行号